めのうの店川島【公式通販】創業明治10年/勾玉や出雲石/碧玉/隠岐の黒曜石/糸魚川翡翠

当店は、明治十年(1877年)島根県松江市にて「秀玉堂」として創業し、2022年には創業145年を迎えました。
時代は移り変わり機械化による大量生産が主流の世の中になりましたが、
私たちはここ出雲の地で「手作りの細工」にこだわり、ひとつひとつを丁寧に創り出したいと考えています。

そして商品を世に送り出すとともに、日本が大切にしてきた文化を伝えていきたいのです。

伝統を深く理解し、広く発信する。
歴史を受け継ぐという覚悟と共に、進化を模索する。

めのうの店川島は、これからも伝統と共に歩み続けてまいります。

1. めのうの店 川島の歴史

創業者 川島勝蔵は、曲がったことを嫌う何事にも全力投球の人間だったそうです。
当時の松江の商人を代表するような存在で、実直・厳格であったと伝えられています。

「本質を繋ぎ、幸せのお手伝いをする」
初代の信念のもと、当店では創業時より「正札(しょうふだ)」での販売を守り続けています。
伝統を守り受け継ぐには手間もコストがかかりますが、お客様に喜んでいただくためには
余分にいただく必要はないと当店は考えています。

一度お立ち寄りいただいたお客様を永遠のお客様としたい。
その精神は二代目川島教、三代目川島厳、四代目川島伸介、
そして現在社長を務める五代目川島健へと引き継がれています。

| 正札販売とは |
正しい値段の記された「正札」を用いて全ての顧客に同じ価格で販売すること。
正札販売が採用される以前は、買い手ごとに商品の値段が異なっていた。

明治10年(1877)

島根県松江市にてめのう販売専門店「秀玉堂」創業

昭和38年(1963)

「めのうの店 川島」に店名変更、法人化

平成13年(2001)

インターネットでの販売を開始

平成25年(2013)

島根県出雲市に「めのうの店 川島 出雲大社店」オープン

令和元年(2019)

社名を「株式会社秀玉堂」に変更

2. めのうの店 川島のものづくり

当店では国産石にこだわり、出雲石(碧玉)、糸魚川翡翠、隠岐黒曜石、水晶を中心に店主が精選した商品を
取り揃えております。
神々の国 出雲から、こだわりのオリジナル勾玉をはじめ原石、アクセサリーまで逸品をお届けいたします。

出雲石(碧玉)勾玉について

古代より出雲地方に根付く勾玉。
魂や生命の象徴とされ、三種の神器のひとつでもあります。
神々の国出雲で作られる勾玉は権力の象徴とされ、古代朝廷にも献上されてきました。
そのルーツや意味には諸説ありますが、魔除け石、幸運を招く石として古代から身につけられてきました。

当店では、希少な出雲石(碧玉)を贅沢に使用し、オリジナルの勾玉を制作しています。
松江市玉造温泉にある花仙山では、古来より勾玉の材料としてこの出雲石(碧玉)が採掘されてきましたが、
現在はその採掘が制限されているため、出雲石(碧玉)は極めて希少な天然石のひとつとなっています。

当店オリジナルの勾玉は古代の形をイメージしながら、職人と2年にわたる試行錯誤の末に生まれました。
厚みやカーブ、膨らみ具合など細部にまでこだわり、時間をかけて制作しています。

サイズは大・中・小、ランクはA・AA・AAA・SAに分けられます。
またこれらの石には個性があり、地模様や濃淡の違いで、それぞれ異なった表情を見せてくれます。

勾玉は一つ一つ職人による手作業で作られています。その様子の一部をぜひ動画でご覧ください。

国産天然石へのこだわり

地域に根差した「本質」を世に送り出し、後世にしっかりと残していくことが大切であると
当店では考えています。
日本各地に残されている天然石はまさに各地域の本質の一つです。
当店では創業当初より出雲石(碧玉)や国産天然水晶の販売を行うことでその思いを全うしてきました。
現在では糸魚川翡翠、隠岐黒曜石をはじめとした多くの国産天然石を取り揃えています。
本物をご提供するため、信頼を軸に長年お付き合いしてきたお取引先より仕入れをしています。
オンラインショップの商品ページに石の産地の詳細を記入しています。
石の産地についてご不明な点があればお問い合わせください。

3. 老舗の伝統と進化、そして新たなる挑戦へ

めのうの店川島は、地域に根付く老舗めのう店として伝統を守りつつ、新しい分野にも挑戦し続けます。
「本質を紡ぎ 幸せのお手伝いをする」という初代からの信念を守り、
時代に合わせた「幸せのお手伝い」のため進化を続けます。
めのう細工の販売・行商から始まった当店ですが、時代とともに営業形態は変わり
現在の五代目就任時には土産物を中心とした「めのう屋」としての道を歩むようになりました。
めのうという天然石は数多くの種類がある天然石ですが、中でも「出雲石(碧玉)」は
出雲地方特産の稀少なめのうとして、創業から今に至るまで当店にとっては特別な存在です。
そしてその出雲石(碧玉)から生み出された勾玉は、正に当店が回帰すべき原点であると考えています。

本質にこだわり、時代に合った新しい勾玉の価値を提供する。
これが私たちの使命です。


 伝統的な技術を守り後世に伝えること。
 限られた資源を有効に活用すること。
 雇用を守り地域に貢献すること。
 お客様の日々の何気ない暮らしの中で
  勾玉を身近に感じていただくこと。


山陰最古の老舗だからこそできる進化を続けていきます。

時代に合わせた商品をご提供

創業当時は、かんざしや帯留めといった嫁入り道具を大風呂敷に包んでの行商が主な販売方法でした。
しかし時代の移り変わりと共にお客様の生活様式も大きく変化。
取り扱う商品も大きく様変わりしました。
現在は天然石を手軽に身につけられるアクセサリーや、日本文化の象徴でもある勾玉をモチーフとした
オリジナル商品を多く取り揃えています。

この出雲の地から、変わらぬ伝統の一片をお客様の暮らしにお届けしたいと考えています。