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【 石州灰吹銀 / 石州判銀 複製品 】 石見國 石見銀山 銀貨 灰吹き 島根県 世界遺産 円形 non-hoka-5-RC

型番
non-hoka-5-RC

販売価格
44,000円(税込)

一般的に「石州灰吹銀」と呼ばれる円形銀貨の複製品(レプリカ)です。
遺された資料を元に流通当時のものに近い形で複製しています。



 石州灰吹銀一般的に「石州灰吹銀」と呼ばれる円形銀貨。
「灰吹法」という製法で生成された銀が使用され、石に刀を三つで
石州という刻印が特徴です。
天文年間(1532〜1555)以降に流通したとされます。

「石州銀」と呼ばれる長楕円形のものと異なり、この「石州灰吹銀」は円形です。
出雲地方を支配していた尼子方のものがこの「石州灰吹銀」で、中国10か国を
領土としたした毛利氏方のものが「石州銀」というのが通説です。



 灰吹法銀を鉱石から取り出すには、製錬が必要となります。
その技法のひとつが灰吹法です。

まず鉛と銀の合金を作ります。
これによって、銀と結びついていた不要な部分が取りさられます。
これを灰の上で加熱すると融点の低い鉛が先に酸化して溶け灰に沈み、
灰の上に銀(=灰吹き銀)が残ります。
これは表面張力を利用し、合金を溶かすと鉛だけが灰に染み込むという
性質を利用したものです。
この作業を繰り返すことで銀の純度があがるのです。
この精製の原理は、すでにギリシャ、ローマの時代からあり、日本でも
飛鳥池遺跡という古代の遺跡にその痕跡があります。
石見銀山の灰吹法は、それらの技術を利用したものとみられています。

石見銀山で産出される銀はこの製錬技術を取り入れ、良質な銀を
大量に生産することができたといわれています。

※江戸時代以降の銀貨は、銀座で鋳造で作られます。
 そのため槌目や石目がありません。



 石見銀山島根県大田市にある「石見銀山」。
石見銀山開発初期は、戦国大名大内氏の支配下にあり、銀は博多から中国、
朝鮮半島への貿易決済品でした。
銀山が毛利氏の支配下となった後、銀は温泉津湾から毛利氏の輸送拠点である
下関へと運ばれるようになり、次第に通貨として流通するようになりました。
日本産の銀は、最盛期には世界の産出銀量の約3分の1を占めるほどでしたが、
その大部分がこの石見銀山で産出されたものと考えられています。

「石見銀山遺跡とその文化的景観」は、2007年に鉱山遺跡としてはアジアでは
初めて世界遺産に登録されました。
その規模は529ha(東京ディズニーランド約11個分)で、当時を彷彿とさせる
趣深い町並みには今も人々が暮らし、歴史を伝え残しています。


詳細情報
サイズ等縦:約67mm
横:約61mm
厚み:約2mm
重量約60g
銀含有率96%
包装桐箱入り
配送方法宅配便(ヤマト運輸)
【送料無料】
納期約10-14日間

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